袰岩奈々さんの2011年に出版された作品です。
前回紹介した「感じない子ども~」の続編です。
コミュニケーション力が低いのは、自己肯定感の低さからくると考え、その対処法を述べています。
自分の感情あるいは個性を肯定しないと、そこから眼を背けるようになる。すると当然感情を汲み取る
能力は低下し、個性を受け入れる寛容性も低下する。そうなると「他者」とのコミュニケーションは
難しくなる。
なので、まずは自分自身を否定しない。内面から湧き上がる喜怒哀楽を肯定も否定もせず受け入れる。
そして、その感情をどう表現するかを吟味するのが大事なんだって。
確かにその通りだと思う。
ただ・・・机上の空論のような気も若干する。それができりゃ苦労しないのよ。