いまさら翼といわれても(おすすめ度★★★★★)

いまさら翼といわれても(おすすめ度★★★★★)

米澤穂信さんの2016年に出版された作品です。『「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた〈古典部〉部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田は今、どんな思いでどこにいるのか――会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。』(角川書店HPあらすじより引用)という内容です。古典部シリーズ、敢えて最新作から読んでみました。面白かったので「氷菓」から読み直します。折木奉太郎と小鳩常悟朗、ほとんど同じキャラなんですけど・・・面白いからよしとする。