榎本博明さんの2002年に出版された作品です。『人生の意味というものは、どこかに転がっていたり、埋もれていたりするものを、そのまま拾ったり掘り起こしたりして見つかるといった類のものではない。自分なりの解釈のもとに自己を語り、聞き手の解釈を理解する努力をし、その聞き手の理解の枠組みからもわかってもらえるように工夫しながら語り直し、再び聞き手の反応を確認する。こういった作業の積み重ねの中で、自分が経験してきたことがらの意味が、ひいては人生の意味が、知らず知らずのうちに生み出されているのである。 』(講談社HPより引用)という内容です。自己物語化の概念や手法が詳しく語られています。こういう知識を持った上で人と関わるようにすると、より多くの気付きや収穫があると思う。