ゼツメツ少年

重松清さんの2013年に出版された長編小説です。2014年の毎日出版文化賞受賞作です。

学校にも、家にも、何処にも居場所がない子供3人が、小説家の「センセイ」にお願いして物語の中に逃げ込ませてもらうという話。軽いファンタジーっぽい話かと思いきや、恐ろしく絶望的で重い内容でした。「大事なのは想像力」という言葉がキーワードで、繰り返し使われます。それの意味するものが・・・大きくて、深いのです。