乾くるみさんの2022年に出版された短編集です。『大学生の克己は実習グループの紅一点である亜紀に好意を抱く。交際経験がなく、他の男子も彼女を狙っていると知り、一歩引いていた克己だが、亜紀から「二人で会いたい」と思わぬ誘いがあって―(書き下ろし「数学科の女」)。他に日本推理作家協会賞候補「夫の余命」など、いずれも驚愕の結末が待ち受ける超絶ミステリ7篇。』(紀伊国屋書店HP内容紹介より引用)やはり「数学科の女」が面白かったです。余談ですが、乾くるみさんって、男性だったのですね。