プラナリア(おすすめ度★★★★☆)

プラナリア(おすすめ度★★★★☆)

山本文緒さんの2000年に出版された短編集です。『どうして私はこんなにひねくれているんだろう--。乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。現代の"無職"をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。』(文芸春秋HP内容紹介より引用)という内容です。どの作品も本当に出口が見えません。というか描かれていません。この先きっとあるんでしょうけど。