一人っ子同盟(おすすめ度★★★★★)

重松清さんの2014年に出版された作品です。

小学6年生の「ノブ」「ハム子」、4年生の「オサム」の3人の一人っ子の物語です。

家庭環境の異なる3人が、自分の周りの世界をどう捉え、どう感じているかを子ども目線で描いています。

この作品は主人公の「ノブ」の視点のみで描かれています。最近読んだ作品は同じ世界を登場人物ごとに

描いたものが多かったので、この作品も「ハム子」目線・「オサム」目線だとどのように写ったのか、

見てみたいです。ベストセラーになっていたら、そんなスピンオフもあったかも。