三月の招待状(おすすめ度★★★☆☆)

三月の招待状(おすすめ度★★★☆☆)

角田光代さんの2008年に出版された作品です。『8歳年下の彼氏と暮らす充留は、ある日、大学時代からの友人夫婦の「離婚式」に招かれる。昔の仲間が集まるそのパーティで、充留は好きだった男と再会するが、彼は人妻となった麻美とつきあいはじめ...。出会って15年、10代から30代へと年齢を重ねた仲間たち。友情、憧れ、叶わなかった想い-再会をきっかけによみがえるあの頃の記憶と、現在の狭間で揺れる姿を描く、大人の青春小説。』(hontoHP商品説明より引用)という内容です。うーん、やっぱり人の「親」になるのが一番大きな分岐点なのでは。恋愛は消滅するし、結婚も戸籍にログは残るが解消できる。でも「親」という立場は子供がいなくならない限り続くし、「親」に青春は・・・無い、というか似合わないよな。