六人の嘘つきな大学生(おすすめ度★★★★★)

六人の嘘つきな大学生(おすすめ度★★★★★)

浅倉秋成さんの2021年に出版された作品です。『成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。 』(角川書店HPより引用)という内容です。「就活ってこんなに大変なんか!!」と、「人を見極めるなんざ、出来るわけないよな。」というのが感想です。