名もなき星の哀歌(おすすめ度★★★★★)

名もなき星の哀歌(おすすめ度★★★★★)

結城真一郎さんの2019年に出版された作品です。『裏稼業として人の記憶を取引する「店」で働く銀行員の良平と漫画家志望の健太。神出鬼没のシンガーソングライター・星名の素性を追うことになった悪友二人組は、彼女の過去を暴く過程で医者一家焼死事件との関わりと、星名のために命を絶ったある男の存在を知る。調査を進めるごとに浮かび上がる幾多の謎。代表曲「スターダスト・ナイト」の歌詞に秘められた願い、「店」で記憶移植が禁じられた理由、そして脅迫者の影――。謎が謎を呼び、それぞれの想いと記憶が交錯し絡み合うなか辿り着いた、美しくも残酷な真実とは? 』(新潮社HP書誌情報より引用)という内容です。いやあ、純粋に面白かったです。