石川明人さんの2022年に出版された本です。『一口に、宗教や神を「信じる」という。しかし、それはいったいどういうことなのか。迷いなく疑いを持たないことが「信じる」ことなのか。現実にはそのような信仰はほとんど存在しないのではないか。この世に悪があり、不条理なことが存在するのに、神を信じることなどは出来ないのではないか。また、神を信じたからといって、世界が平和になったり、善良な人間になれたりするのだろうか。「信じる」というのは、あくまで雑でいい加減な人間の営みなのだ、という地点から出発する異色の宗教入門。
』(筑摩書房HPより引用)という内容です。結局「答えなど永遠に分からんさ。」という事なんですが・・・一読の価値ありです。特に第三章がグッときます。
宗教を「信じる」とはどういうことか(おすすめ度★★★★★)
