彼女に関する十二章 (おすすめ度★★★★☆)

中島京子さんの2017年に出版された作品です。

50歳女性のありがちな日常やちょっとした非日常、それに対する年齢相応の考えや気持ちの揺らぎを描いています。主人公には若い子のような勢い・繊細さ・不安定さはありません。そこがリアルで同世代の自分はとても共感できました。若い世代の人がこの本を読んだらどう感じるのでしょうね。