彼方の友へ(おすすめ度★★★★★)

彼方の友へ(おすすめ度★★★★★)

伊吹有喜さんの2017年に出版された作品です。『平成の老人施設でひとりまどろむ佐倉波津子に、赤いリボンで結ばれた小さな箱が手渡された。「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった――戦前、戦中、戦後という激動の時代に、情熱を胸に生きる波津子とそのまわりの人々を、あたたかく、生き生きとした筆致で描く、著者の圧倒的飛躍作。 』(実業之日本社HP内容紹介より抜粋)という内容です。熱い情熱、良いよねえ。自分がそんな生き方をしてこなかっただけに、憧れます。