心臓異色(おすすめ度★★★★★)

心臓異色(おすすめ度★★★★★)

中島たい子さんの2015年に出版された作品です。『スーツ姿から「会社員」と呼ばれた稀代の大泥棒は、運命の女性と出会い泥棒から足を洗うことに。二人が見つけた新居は、過去に盗みに入ったことのある中古の一軒家だった――(「家を盗んだ男」)ユーズド人工心臓を移植してから、食べ物の好みや行動が変わってしまった男。心配する恋人の説得で、その心臓の前のオーナーをたどってみると――(「心臓異色」)異色作家が描く、どこか懐かしくてすこし不思議な短編集。』(光文社HPより引用)という内容です。どの作品も展開が読めず、すごく面白いです。自分はやはり「心臓異色」が一番でした。