情熱のナポリタン(おすすめ度★★★☆☆)

情熱のナポリタン(おすすめ度★★★☆☆)

伊吹有喜さんの2017年に出版された作品です。『かつて新宿追分と呼ばれた街の、〈ねこみち横丁〉という路地の奥に「BAR追分」はある。〈ねこみち横丁〉振興会の管理人をしながら脚本家を目指す宇藤輝良は、コンクールに応募するためのシナリオを書き上げたものの、悩んでいることがあって......。両親の離婚で離れて暮らす兄弟、一人息子を育てるシングルマザー、劇団仲間に才能の差を感じ始めた男――人生の分岐点に立った人々が集う「BAR追分」。客たちの心も胃袋もぐっと掴んで離さない癒しの酒場に、あなたも立ち寄ってみませんか? 大人気シリーズ第三弾。』(角川春樹事務所HP書籍情報より引用)という内容です。やっぱり第4話の情熱のナポリタンが一番良かったです。空開さんの「すべてを突破するのはあきらめの悪さ。言い換えれば情熱さ。」という言葉、かっこええなあ。