今月のNHK「100分de名著」は三木清の「人生論ノート」なのです。
大学生時代にインテリ気取りで読んではみたものの、正直サッパリ解りませんでした。
で、これを機にもう一度読んでみようかと図書館で検索をかけ、たまたまヒットしたのがこの本です。
哲学者である木田元先生の著書は初めてなのですが、すごく面白く、且つ勉強になりました。
読書について、先生は「魂を鍛える方法の一つ」であり、魂を鍛えることで「深く考える術を学び、深く感じる術を学ぶ」ことができると説かれています。
なるほどねえ。今まで「魂を鍛える」なんて概念すら持ち合わせてなかったっすよ。
ちなみにオリジナルの「人生論ノート」、ページをパラパラっとめくった数秒後に脳が拒絶しました。
私は読みたかったんですけどね。私の脳が嫌なんだって。