夏川草介さんの2017年に出版された作品です。『夏木林太郎は、一介の高校生である。幼い頃に両親が離婚し、さらには母が若くして他界したため、小学校に上がる頃には祖父の家に引き取られた。以後はずっと祖父との二人暮らしだ。祖父は町の片隅で「夏木書店」という小さな古書店を営んでいる。その祖父が突然亡くなった。面識のなかった叔母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るために林太郎の力を借りたいのだという。 』(小学館HPより引用)という内容です。人にとって本とはどのような存在かを問う内容です。読書が好きな方、ぜひご一読下さい。本への向き合い方が少し変わるかも。