石田祥さんの2023年に出版された作品です。『京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった!彼氏との関係に悩む女子大生、妻に先立たれた老人、保護猫センターで働く男......。「処方猫」と過ごす時間によって、患者達の心の傷は少しずつ癒えていく。一方、猫を処方する"ニケ先生"には何か秘密があるようで――? 猫と人の絆を描いたシリーズ第二弾!』(PHP研究所HPより引用)という内容です。現実と虚構が交錯する、不思議なお話です。面白いです。