琥珀の夏(おすすめ度★★★★★)

琥珀の夏(おすすめ度★★★★★)

辻村深月さんの2021年に出版された作品です。『かつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見された子どもの白骨死体。弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこには自主性を育てるために親と離れて共同生活を送る子どもたちがいて、学校ではうまくやれない法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれる少女に出会えたのだった。もし、あの子が死んでいたのだとしたら......。30年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と罪があふれだす。 』(文藝春秋HP作品紹介より抜粋)という内容です。子供の方が、人間関係に敏感で繊細だと思う。自意識が高いから?他人に依存する領域が大きいから?何だろうね?問答しようか。