腹を割ったら血が出るだけさ(おすすめ度★★★☆☆)

腹を割ったら血が出るだけさ(おすすめ度★★★☆☆)

住野よるさんの2022年に出版された作品です。『女子高生の糸林茜寧いとばやしあかねは、友達や恋人に囲まれ、本屋でのアルバイトにも励みながら充実した日々を送っている。しかしそれは、「愛されたい」という感情に縛られ、ひたすら偽りの自分を演じ続けるという苦しい毎日だった。誰にも明かせない本心を解放できるのは、自分にそっくりな主人公が描かれる『少女のマーチ』という小説を読んでいる間だけだ。そんなある日、茜寧は『少女のマーチ』の登場人物の一人、〈あい〉にそっくりな人と街で出逢う。本で読んだとおりの風貌と性格を持つその人は、自らを〈あい〉だと名乗った。これは偶然なのか――?「愛されたい」に囚われた女子高生、ありのままを誇る美しい青年、自らのストーリーを作り続けるアイドル、他者の失敗を探し求める少年......それぞれの踏み出す一歩が交差して響き合う、青春群像劇。』(双葉社HPあらすじより引用)という内容です。正直、あまり響きませんでした。世代ギャップか?