LIFE SHIFT

結構考えさせられる本でした。

今の私は50%の確率で95歳くらいまで生きるらしいです。

例えば60歳でリタイアすると、その後35年間無職でブラブラすることになるので、きちんと人生プランを立てないと、お金の面も含め色々大変ですよという内容です。

でもこの本に書かれているように、「人間の長寿化」というと社会保障の問題や認知症の問題など負の部分ばかりクローズアップされるのですが、本来は喜ばしい事なんですよね。それに今後少子化・高齢化が進むのであれば、一人一人が今までよりも長期間労働者となり納税者になれば良い訳ですよ。医療とテクノロジーの進化でそれが可能となっているのですから。

『長い期間働き続けること・社会に貢献し続けることは素晴らしい。少なくとも決して「損」ではない。』

そのように考え方をシフトすることが肝要なのではなかろうか。