私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

サードドア(おすすめ度★★★★☆)

アレックス・バナヤン氏の2019年に出版された作品です。たまたまラジオで紹介されていたので読んでみました。『人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある。』(東洋経済新報社HPより引用)という内容です。 「バナヤン凄いなあ。ま、俺には無理。」ってとこですかね。

ふたりの距離の概算(おすすめ度★★★★★)

米澤穂信さんの2010年に出版された作品で、「古典部シリーズ」第5弾です。『奉太郎たちの古典部に新入生・大日向が仮入部する。だが彼女は本入部直前、辞めると告げる。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は走りながら心変わりの真相を推理する! 』(角川書店HPより引用)という内容です。第1弾~第4弾を読まずにこの本を読んだらさすがに訳分からんかも。

パラドックス(おすすめ度★★★☆☆)

2022年にニュートン編集部より出版されました。『「私はうそつきだ」 これはうそでしょうか? ほんとうでしょうか? うそだと考えても、ほんとうだと考えても、矛盾する結果にたどり着く不思議な質問です。このような問題を「パラドックス」といいます。本書では、自分自身についてのべるときに生じる「自己言及のパラドックス」をはじめとしたさまざまな論理のパラドックス、確率や直感にまつわる数学のパラドックス、さらには、宇宙や物理の世界であらわれる悩ましいパラドックスをたくさん取り上げました。パラドックスに取り組むことで、私たちは視野を広げ、新たなものの見方や論理的思考力を鍛えることができます。〝論理の迷宮〟をお楽しみください。』(ニュートンHPより引用)です。新刊コーナーにあったので何となく読んでみました。前半は面白かったのですが、後半の宇宙や物理になるとサッパリ解りません。

ペンギン・ハイウェイ(おすすめ度★☆☆☆☆)

森見登美彦さんの2010年に出版された作品です。『ぼくはまだ小4だけど、おとなに負けないほど、いろんなことを知っている。毎日きちんとノートをとるし、本をたくさん読むからだ。ぼくはある日、すごいナゾに出会った。最近、ぼくの住む町では、どこからともなくペンギンの群れが現れるという、あやしい現象がおきている。そしてぼくは、大好きな歯科医院のお姉さんが、コーラ缶をペンギンに変えるところを見てしまったのだ!もしかして、お姉さんが、ふしぎの正体!? ぼくはさっそく、ナゾの研究にとりかかることにした...! 』(角川書店HPより引用)という内容です。全部読み切るのに一苦労なほど、面白くない。これ映画化するかね。

熱帯(おすすめ度★★☆☆☆)

森見登美彦さんの2018年に出版された作品です。『沈黙読書会で見かけた『熱帯』は、なんとも奇妙な本だった。謎の解明に勤しむ「学団」に、神出鬼没の「暴夜(アラビヤ)書房」、鍵を握るカードボックスと「部屋の中の部屋」――。幻の本を追う旅は、いつしか魂の冒険へ!』(文藝春秋HPより引用)という内容です。まあ、内容に没入できるかどうかでしょうが・・・面白いより、キツい。

遠まわりする雛(おすすめ度★★★★★)

米澤穂信さんの2007年に出版された作品で、「古典部シリーズ」第4弾です。『奉太郎は千反田えるの頼みで、祭事「生き雛」へ参加するが、連絡の手違いで祭りの開催が危ぶまれる事態に。その「手違い」が気になる千反田は奉太郎とともに真相を推理する。 』(角川書店HPより引用)という内容です。今回は短編集です。

職業治験(おすすめ度★★★☆☆)

八雲星次さんの2013年に出版された作品です。『まだ開発段階の「新薬」を飲んで飲んで飲みまくり...。その薬のデータを取るために採血の連続。治験歴7年、トータル入院日数365日、採血数900回。報酬金額1000万円。割がいいのか、悪いのか。絶対にオススメしないお金の稼ぎ方。』(紀伊國屋書店HP内容紹介より引用)という内容です。 読み物としては面白かったけど、エグい内容でした。

クドリャフカの順番(おすすめ度★★★★★)

米澤穂信さんの2005年に出版された作品で、「古典部シリーズ」第3弾です。『文化祭で奇妙な連続盗難事件が発生。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲。古典部の知名度を上げようと盛り上がる仲間達に後押しされて、奉太郎はこの謎に挑むはめに。』(角川書店HPより引用) という内容です。ホータローのお姉ちゃんが漫画を持ってくるくだり、やや唐突過ぎるのでは。

愚者のエンドロール(おすすめ度★★★★★)

米澤穂信さんの2002年に出版された作品で、「古典部」シリーズ第2弾です。『古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作のビデオ映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。犯人は? その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた、映像に隠された真意とは――。』(角川書店HPより引用)という内容です。舞台は高校の文化祭出し物という非常に小さな世界ですが・・・面白いです。一気に読んでしまいます。

氷菓(おすすめ度★★★★★)

米澤穂信さんの2001年に出版されたデビュー作品です。『何事にも積極的に関わらないことをモットーとする奉太郎は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。さらに、そこで出会った好奇心少女・えるの一言で、彼女の伯父が関わったという三十三年前の事件の真相を推理することになり――。』(hontoHP商品説明より引用)という内容です。「古典部」シリーズ第1弾、面白いです。「氷菓」の意味は・・・「夏のお嬢さん」。
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