私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

OODAループ思考(おすすめ度★★★★☆)

入江仁之さんの2019年に出版された作品です。『アメリカ軍で世界の兵法や戦略理論を研究した成果をもとに開発され、シリコンバレーの起業家を中心に、アメリカのビジネスエリートに活用されている変化の激しい時代に速く行動するために必要な知的技術。OODAループ第一人者の戦略コンサルタントが、日本人のためにわかりやすく、実践しやすいマニュアルとして解説』 (ダイヤモンド社HP内容紹介より引用)という内容です。できる・できないはともかく、自身の思考プロセスを検証・改善するきっかけになる(かなあ?)と思います。

崩れる脳を抱きしめて(おすすめ度★★★★☆)

知念実希人さんの2017年に出版された作品です。『広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく。実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。』(実業之日本社HP内容紹介より引用)という内容です。『圧巻のラスト20ページ! 驚愕し、感動する!!!』とありますが、正にその通り。『マジか!!!』という結末です。

凍りのくじら(おすすめ度★★★★☆)

辻村深月さんの2005年に出版された作品です。『藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な"道具"が私たちを照らすとき――。』(講談社BOOK倶楽部内容紹介より引用)という内容です。面白いけど・・・最近の作品の方がもっと深みがあるように思います。

冷たい校舎の時は止まる(おすすめ度★★★★★)

辻村深月さんの2004年に出版された作品です。彼女のデビュー作です。「雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう-」(講談社BOOK倶楽部内容紹介より引用)というストーリーです。彼女の十八番である思春期男女の繊細な心情描写を思う存分堪能できます。上・中・下の3部作なので読むのがちょっと大変ですが。

ひとつむぎの手(おすすめ度★★★★★)

知念実希人さんの2018年に出版された作品です。「大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、もし失敗すれば・・・。さらに、赤石を告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。」(新潮社Hp書誌情報より引用)という内容です。迷い、悩みながらも信念を貫く平良先生、めっちゃカッコいいです。(一応?)同業者として憧れます。

図書室で暮らしたい(おすすめ度★★★☆☆)

辻村深月さんの2015年に出版された作品です。「週刊エッセイ」「好きなもの」「日々の暮らし」などなどが綴られたエッセイ集です。読みやすいけど、どの作家さんでも書きそうな内容で、何か普通。

十字架のカルテ(おすすめ度★★★★☆)

知念美希人さんの2020年に出版された作品です。「正確な鑑定のためにはあらゆる手を尽くすー日本有数の精神鑑定医・影山司の助手に志願した新人医師・弓削凛は、犯罪者の心の闇に対峙していく。究極の頭脳戦の果てに、影山が見据える未来とは。そして凛が精神鑑定を学ばねばならない理由とは・・・」(小学館〈書籍の内容〉より引用)という内容です。短編集のような構成なので、区切って読みやすいです。読んだ後の感想・・・「俺、精神鑑定医、絶対無理。」

希望の糸(おすすめ度★★★★★)

東野圭吾さんの2019年に出版された作品です。「閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。」(講談社BOOK倶楽部:内容紹介より引用)という物語です。ネタバレになるので言えませんが、平行して進行する2つの物語が繋がっていると思ってたら・・・そうでは無かった。個人的にはそこがやや期待外れではありますが、全体としては面白かったです。

少年と犬(おすすめ度★★★★★)

馳 星周さんの2020年に出版された、今年の直木賞受賞作品です。「傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった・・・。 犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!  」(Google Booksより引用)です。まさにその通りです。犬バカは号泣間違いなしです。

カケラ(おすすめ度★★★★☆)

湊かなえさんの2020年に出版された作品です。「美容クリニックに勤める医師の久乃は、ある日、故郷の同級生・八重子の娘が亡くなったことを知る。母の作るドーナツが大好物で、性格の明るい人気者だったという少女に何が起きたのか―。 」(Google Booksより引用 )という内容です。登場人物それぞれの視点から一つのエピソードを捉え、集約していくというお馴染みの技法です。最初は新鮮でしたが・・・飽きてきた。
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