私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

短編宝箱(おすすめ度★★★★★)

2022年に出版された本です。『眠れない夜。久しぶりの旅行。のんびりしたい休日......どんな時も寄り添ってくれるもの。それは、一編の物語。スリリングな大人の駆け引きにはらはらしたり、初恋に胸をときめかせたり、家族や友達との特別な絆に涙したり。2010年代、「小説すばる」に掲載された様々なジャンル──ミステリから時代小説まで──の短編作品から厳選。人気作家たちが紡ぐ宝物のような11編で、最高の読書時間を! 』(集英社HPより引用)読んだことの無い作家さんでは浅田次郎さんの「無言歌」が印象的でした。

ふしぎな中国(おすすめ度★★★★★)

近藤大介さんの2022年に出版された作品です。『「白衛兵」「西朝鮮」「外売騎手」「45度人生」「新能源人」「錦鯉」「凡人」...あなたは、この意味わかりますか?中国ウォッチャーとして知られる著者が、新語・流行語で現代中国を読み解く。読み始めたらとまならい面白さ!』(講談社HP内容紹介より引用)という内容です。たまたま手に取って読んでみたのですが、思いの外面白いです。私は日本に生まれて良かったです。

マイクロスパイ・アンサンブル(おすすめ度★★★☆☆)

伊坂幸太郎さんの2022年に出版された作品です。『見えていることだけが、世界の全てじゃない。知らないうちに誰かを助けていたり、誰かに助けられたり。失恋したばかりの社会人一年生と、元いじめられっこのスパイ一年生。二人は、さまざまな仕事やミッションに取り組むが、うまくいくことばかりではなくて......。 』(幻冬舎HPより引用)という内容です。正直、内容がよく分かりません。

コンビニ兄弟(おすすめ度★★★★★)

町田その子さんの2020年に出版された作品です。『九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた人がやってくるのだから......。コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説。 』(新潮社HPより引用)という内容です。連作短編集のような形態です。一推しは第3話「メランコリックなイチゴパフェ」ですね。心温まるというか・・・涙腺ゆるゆるっすよ。

文系のためのめっちゃやさしい睡眠(おすすめ度★★★★★)

2022年に出版された本です。『どうすれば毎日ぐっすりと眠り,すっきり目覚めることができるのでしょうか? その第一歩は快眠サイクルを知ることです。私たちは毎晩「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という,ことなる役割をもつ2種類の睡眠を何度もくりかえしています。とくに最初にむかえるノンレム睡眠が快眠のために重要だといわれています。本書では,睡眠のしくみや,ぐっすり眠るためのコツを生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。本書を通して,快適な睡眠を手に入れましょう。どうぞお楽しみください!』(Newton HPより引用)という内容です。快眠方法だけでなく、その根拠を教えてくれます。

月夜行路(おすすめ度★★★★★)

秋吉理香子さんの2023年に出版された作品です。『わたしは誕生日すら祝ってもらえない――。冷えきった夫との関係や子どもとの生活に孤独感を募らせていた沢辻涼子は、我慢の糸が切れたある日、家出を決行する。飛び出した夜の街で出会ったのは、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナ。ルナに自分が抱える報われなさの正体が「大学時代の元彼」であることを言い当てられた涼子は、彼女と二人で元彼を探すため大阪へ旅に出ることに......。元彼探しが難航する中、次々と事件に巻き込まれる二人は、無事に想い人と再会できるのか――。仕掛けに騙され泣かされる、圧巻のサプライズエンディング! 』(講談社HP内容紹介より引用)という内容です。本当に、圧巻のサプライズエンディング! でした。読了後しばし呆然です。

水槽の中(おすすめ度★★★★★)

畑野智美さんの2018年に出版された作品です。『桜並木に憧れて入学した海の近くの高校で、遥は二年生の春を迎えた。仲良しのマーリンとゆるく過ごす毎日は楽しいけれど、自分だけの何かを見つけたい。話したことのない先輩を眺めて盛り上がるだけで満足だったのに、いつしか同じクラスになった考古学部の地味め男子・アルトのことが気になりはじめていた。これは、恋――? 浮かんでは消える、言葉にならない想いを遥が持てあましているうちに、アルトは他の女の子との距離を縮めていて――。不安と期待の間で揺れる、高校生のきらめく一年を駆け抜ける! 』(KADOKAWA HPより引用)という内容です。同ジャンルの小説レビューで毎回書いている気もしますが・・・この頃をやり直したい。

若葉荘の暮らし(おすすめ度★★★★★)

畑野智美さんの2022年に出版された作品です。『感染症の影響を受け、望月ミチルのアルバイト先の飲食店の売上が激減。バイト代が減ってしまったミチルは家賃の安い家に移ることを余儀なくされる。そんな彼女に友人が紹介してくれたのが、40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」だった。不安を抱えながら若葉荘の門を叩いたミチルだったが、温かく迎えてくれた管理人・トキ子さんに出会い、ここに住むことを決める。同世代の千波さんと幸子さん、50代の美佐子さんと真弓さん、何かに傷つけられ、それぞれに重荷を背負いながらも、逞しく生きる住人達との交流の中で、ミチルは自分の幸せを自分軸で探す術を身につけていく。生きづらい世を懸命に生きる全女性へ送る人生賛歌。』(小学館HP書籍の内容紹介より引用)という内容です。面白いですし、心温まる内容・ラストです。

話が長くなるお年寄りには理由がある(おすすめ度★★★★★)

増井幸恵さんの2014年に出版された作品です。『歳を取ると話が長くなる――あまり歓迎されない傾向だが、そこには「なるほど」と思える理由がある。本書はそのような、老後に生じる「心境の変化」を論じ、特に一種の成熟の表れである「老年的超越」について詳述する。例えば、社会とのつながりが少なくても寂しくなくなったり、何事もポジティブにとらえる傾向が生まれ、しかも努力や経験を重ねなくても、歳をとれば自然にそのような状態に落ち着くのだという。高齢者心理学の専門家が、1831人の大規模調査(平均70歳以上の幸福感[老年的超越]の調査では日本最大)で見えてきた、高齢者の幸福な境地を語り、「生涯現役」とは異なる価値観を提示する。』(PHP HPより引用)という内容です。まあタイトルと本の内容はあまり関連しませんが、老人的超越は興味深い現象でした。

上流思考(おすすめ度★★★★☆)

ダン・ヒース氏の2021年に出版された本です。『「下流で起きる問題」にただ対処するよりも、「上流にある原因の根絶」に取り組もう。大きな変革を起こしてきた人たちへの取材をもとに、上流での問題解決が可能になるアプローチ法を、様々な事例とともに解説する。発想を180度切り替えろ! 根本原因にさかのぼってアプローチする、最大効率×最大効果のまったく新しい問題解決術!』(honto HP商品説明より引用)という内容です。そもそもその問題が起こらないようにするにはどうすれば良いか?という発想を持つことが大事とのことです。確かに。
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