私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

世にも奇妙な君物語(おすすめ度★★★☆☆)

朝井リョウさんの2015年に出版された作品です。『異様な世界観。複数の伏線。先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖。もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに――。 』(講談社HP内容紹介より引用)という内容です。面白いとは思いましたが、読んだ後私には不快感しか残らなかったです。人それぞれだと思いますが。

犬はどこだ(おすすめ度★★★★★)

米澤穂信さんの2005年に出版された作品です。『開業にあたり調査事務所〈紺屋S&R〉が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。――それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして......いったいこの事件の全体像とは? 犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。 』(東京創元社HP内容紹介より引用)という内容です。軽い内容が進むにつれ徐々に重くなっていき、展開が気になって最後まで一気に読んでしまいます。面白いです。

コメンテーター(おすすめ度★★★★☆)

奥田英朗さんの2023年に出版された作品です。『低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!? 』(版元ドットコムHP紹介より引用)という内容です。面白いのですが、第三弾ともなるとさすがにマンネリ感は否めないため★4つとしました。

スマホ脳と運動脳(おすすめ度★★☆☆☆)

2023年に出版された本です。『近年,脳科学はめざましい発展をみせています。脳科学で得られた知見は,人工知能(AI)やBMI,ハプティクスといった最新テクノロジーに活かされていますし,運動が脳にもたらすよい効果を研究し,暮らしに役立てようとする動きもあります。一方で,現代のテクノロジーが脳におよぼす影響も研究されはじめています。便利なスマートフォン(スマホ)は私たちの脳にどのような影響を及ぼすのでしょうか。本書では,最新の脳科学の知見と,その応用例などを紹介しています。ぜひ,お楽しみください。』(ニュートンプレスHPより引用)という内容です。内容がまとまっておらず、読んで得るものがあまりないように思いました。

四畳半神話体系(おすすめ度★★★★★)

森見登美彦さんの2005年に出版された作品です。『私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できれば1回生に戻ってやり直したい! 4つの並行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。』(honto HP商品説明より引用)という内容です。イカレつつブッ飛んだ内容で面白いです。「八十日間四畳半一周」が一番良かったです。

リバー(おすすめ度★★★★★)

奥田英朗さんの2022年に出版された作品です。『群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見!十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。かつて容疑者だった男。取り調べをした元刑事。娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのかー。』(「BOOK」データベースより引用)という内容です。最後の最後でドンデン返し!は無いのですが、関わった人達の心情が緻密に描かれていて面白いです。

ヨルノヒカリ(おすすめ度★★★★★)

畑野智美さんの2023年に出版された作品です。『いとや手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。台風の日に従業員募集の張り紙を見て、住み込みで働くことになった28歳の光は、母親が家を出て以来"普通の生活"をしたことがない。そんな男女2人がひとつ屋根の下で暮らし始めたから、周囲の人たちは当然付き合っていると思うが......。不器用な大人たちの"ままならなさ"を救う、ちいさな勇気と希望の物語。 』(honto HP商品解説より引用)という内容です。安心して読める物語でした。

月の立つ林で(おすすめ度★★★☆☆)

青山美智子さんの2022年に出版された作品です。『長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家。つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの思いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。』(ポプラ社HP書籍の内容紹介より引用)という内容です。ラストのネタ明かしにかなり無理があるように思えるのですが・・・。

ペッパーズ・ゴースト(おすすめ度★★★★★)

伊坂幸太郎さんの2021年に出版された作品です。『中学の国語教師・檀は、猫を愛する奇妙な二人組「ネコジゴハンター」が暴れる小説原稿を、生徒から渡される。さらに檀先生は他人の未来が少し観える不思議な力を持つことから、サークルと呼ばれるグループに関わり始め......。 』(朝日新聞出版HPより引用)という内容です。先の展開が全く読めず、すごく面白いです。

空中ブランコ(おすすめ度★★★★★)

奥田英朗さんの2004年に出版された作品です。『伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が...。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。 』(honto HP商品説明より引用)という内容です。面白いですし、心の病の勉強にもなります。
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