私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

文系のためのめっちゃやさしい無とは何か(おすすめ度★★★★★)

2022年に出版された本です。『「無」といわれたら,何を思い浮かべますか?「0」「何もない部屋」,あるいは,数や空間といった概念すらも排除された「空っぽの世界」でしょうか? 普段,さまざまなモノに囲まれて暮らしている私たちにとって,「無」は空虚で,つまらないものに思えます。しかし古代から,科学者たちは,「無」について,様々な探究を続けてきました。そして現在では,この宇宙は「無」から誕生したのではないかという仮説もとなえられています。「無」とは,空虚でつまらないどころか,現代の物理学の発展にはなくてはならないものだったのです!本書では,「無」について,科学的な観点から,生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。本書を通して,とてつもない「無の世界」をお楽しみください!』(Newton HPより引用)という内容です。宗教・哲学ではなく、科学の話です。マジか!!の連続です。めっちゃ面白いです。

50歳からの科学的筋肉トレーニング(おすすめ度★★★★☆)

2022年に出版された本です。『男性の更年期(男性ホルモンの減少と性ホルモンのアンバランス化)と、それによるトレーニングと身体の関係は今では詳しく解明されています。本書では、テストステロンの減少を抑え、筋肉を増やし贅肉を減らすのに効果的なトレーニング方法・メニュー、食生活の注意点、睡眠法などを紹介。筋トレ未経験の初心者から中級・上級者まで、レベル別にガイドしているので誰でも今日から始められます。』(講談社HP内容紹介より引用)という内容です。筋トレに関しては以前紹介した「文系のためのめっちゃやさしい筋肉」の方が分かりよいです。早速本書で紹介されている有酸素運動であるHIIT(High Intensity Intervai Training)を始めたのですが・・・翌日エグい筋肉痛でした。加減するべきだったよ。

文系のためのめっちゃやさしい時間(おすすめ度★★★★★)

2022年に出版された本です。『かつて,時間は誰にとっても平等で,同じテンポで流れつづけるものだと考えられていました。しかし20世紀はじめ,アルバート・アインシュタインがまったく新しい時間観を唱えます。なんと時間の流れ方は,状況によって変わるといいます。つまりアインシュタインは,時間は伸び縮みするものだと考えたのです。この時間の伸び縮みを利用すれば,タイムトラベルだって原理的には可能です!本書では,時間の正体について,生徒と生徒の対話を通してやさしく解説します。時間の謎を一緒に考えてみませんか。』(Newton HPより引用)という内容です。知らないことばかりで驚きの連続です。相対性理論、凄いな。

文系のためのめっちゃやさしい筋肉(おすすめ度★★★★★)

2023年に出版された本です。『私たちの体のおよそ40%は筋肉でできています。筋肉は,手足を動かす・体を支えるといった動きだけではなく,心臓がドキドキするのも,血液が体中を流れるのも,すべて筋肉のはたらきによるものです。筋肉は,体の動きだけではなく,私たちの生命を維持する,必要不可欠な器官なのです。さらに近年の研究で,これらの筋肉のはたらきが人体の健康や寿命に大きな影響をおよぼしていることがあきらかになっています。筋肉は,人の一生を左右する重要な器官といっても過言ではないのです。本書では,筋肉のはたらきやしくみだけではなく,筋肉の効果的な鍛え方やケアの方法について,生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。』(NewtonHPより引用)という内容です。めっちゃ面白いし勉強になります。このシリーズ、ドハマリの予感がします。

子どもを壊す部活トレ(おすすめ度★★★★☆)

2022年に出版された本です。『フィジカルトレーナーとして青学駅伝チームを優勝に導いた立役者の一人である著者が、日本の学生たちに伝えたい本当に効果のある練習方法と勝つためのトレーニングやケアの仕方。「全員で同じ練習をこなすのは無理がある」「アキレス腱のばしの準備体操には意味が無い」「負けた試合を振り返るのは逆効果」など、目から鱗の情報も満載。今まさに部活動に勤しんでいる若者たちはもちろん、親や家族、コーチ、教育関係者にも役立つ一冊。 』(中央公論新社HPより引用)という内容です。タイトルほどシビアな内容ではなく、大人が自分の為に読んでも学べます。

くちなし(おすすめ度★★★★☆)

彩瀬まるさんの2017年に出版された短編集です。『別れた男の片腕と暮らす女。運命で結ばれた恋人に会うと体に咲くという花。幻想的な世界がリアルに浮かび上がる繊細で鮮烈な短篇集。 』(文藝春秋BOOKS HPより引用)という内容です。世界の設定を理解するのに少し手間取ります。

幸せのプチ(おすすめ度★★★★★)

朱川湊人さんの2016年に出版された作品です。『夜中になると町を歩き回るという、銀色の仮面をつけた男。不気味な男の正体を探る少年に、中年の警官は言った。「あの人は悪いことはしないから安心していい。いつか君にもわかるときがくる」―都電が走るこの下町には、どこか不思議で、ささやかな奇跡が起きる。ほっぺが落ちる「ほそ長いコロッケパン」に、みかければラッキーな「白い野良犬」、迷路のような道路の先にそびえる銭湯の高い煙突、赤い公衆電話。その町に出かければ、若い自分が残してきた苦い記憶、生きている限り忘れないあの光景に出会えるのだろうか。町の名は、琥珀(こはく)―1970&1980年代の懐かしいアイテム、思い出を背景に繰り広げられる、ひとりひとりの切実な人生模様。 』(文藝春秋BOOKS HPより引用)という内容です。連作集で、どの作品も面白いです。涙腺決壊は、「オリオン座の怪人」ですね。

スポーツメンタル入門(おすすめ度★★★☆☆)

2023年に出版された本です。『これまでのメンタルの勉強をしたものの、うまくパフォーマンスにつなげられなかった選手や指導者の方々のために新しいメンタルの考え方や指導法を解説しています。また、本書に掲載しているワークを実践して、メンタルを変える最初の一歩を踏み出しましょう。 』(イースト・プレスHP内容紹介より引用)という内容です。勉強にはなりましたが・・・実践するの相当面倒くさいっす。

花まんま(おすすめ度★★★☆☆)

朱川湊人さんの2005年に出版された作品です。『母と二人で大切にしてきた幼い妹が、ある日突然、大人びた言動を取り始める。それには、信じられないような理由があった......(表題作)。昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公が体験した不思議な出来事を、ノスタルジックな空気感で情感豊かに描いた全6篇。 』(文春文庫HPより引用)という内容です。全体として、暗くて重い。

タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース(おすすめ度★★★★★)

窪美澄さんの2022年に出版された作品です。『都心の古ぼけた団地で5歳上の姉・七海と暮らすみかげ。父とは死別し、母は数年前に出て行ったきり。デリヘルで家計を支える姉に心苦しさを覚えながらも、ぜんそく持ちで、かつ高校でいじめに遭い、夜の学校に通っていることもあり、自分の無力さにうちひしがれて、未来に希望が持てず「死」に惹かれはじめる。そんな彼女の前に団地警備団を名乗る奇妙な老人・ぜんじろうが現れ、みかげの日常が変わっていく― 』(筑摩書房HPあらすじより引用)という内容です。むーちゃんと倉梯君がいい奴で、やっぱり友達大事よね。
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