私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

ヒポクラテスの悔恨(おすすめ度★★★★★)

中山七里さんの2023年に出版された作品です。『これから一人だけ誰かを殺す。自然死にしか見えないかたちで――。斯界の権威・光崎に宛てた犯行予告。悪意に潜む"因縁"とは!?死者の声なき声を聞く法医学ミステリー「ヒポクラテス」シリーズ 慟哭の第四弾! 』(祥伝社HPから引用)という内容です。予想通り内容暗くて気持ち悪いですが面白かったです。

物件探偵(おすすめ度★★★★☆)

乾くるみさんの2017年に出版された作品です。『高利回りのマンションを手に入れたはずが、オーナー生活はなぜか4ヵ月で終了。新幹線の座席が残された部屋、HDDから覚えのない録画が流れたり、バルコニーに鳩の死骸を見つけたり。全て何者かの嫌がらせなのか? 格安、駅近、など好条件にも危険が。事故物件をチェックしただけでは見抜けない「謎」を宅地建物取引を極める不動尊子(たかこ)が解明。』(新潮社HPより引用)という内容です。面白いのですが、内容が非常に偏っているため後半飽きてきます。

禁断の罠(おすすめ度★★★★★)

2023年に出版され短編集です。『不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係、「Z世代」の新卒社員のありえない行動、世間を揺るがす迷惑動画の真実、夭折詩人の遺作の謎、悪を裁く復讐代行業、ベテラン作家とその弟子による奇妙なミステリ講義。ミステリ界のトップランナー6人が放つ、趣向を凝らした逸品。一気読み確実!珠玉のアンソロジー。』(紀伊国屋書店HPより引用)という内容です。全部面白かったですが、やはり米澤穂信さんの「供米」が良かったです。ラスト1行が鮮やかすぎます。

猫を処方いたします。3(おすすめ度★★★★★)

石田祥さんの2024年に出版された作品です。『重要なプレゼンを控えた会社員、育児に疲れた父親、コンプレックスを抱えたイラストレーター......様々な悩みを持つ患者に薬ではなく、本物の猫を処方する不思議なクリニック「中京こころのびょういん」。愛らしい「処方猫」と調子のいいニケ先生に翻弄されながらも、患者たちは少しずつ心の傷を癒やしていく。そんな中、ニケ先生たちが待っていた「予約の患者さん」がついに来院して――大人気シリーズ第三弾! 』(PHP研究所HPより引用)という内容です。さすがに3作品続けて読むと、バリッバリの犬派である私もかなり揺らいできてます。

メタバースがよくわかる本(おすすめ度★★★☆☆)

松村雄太さんの2022年に出版された本です。『メタバースは、毎日のようにニュース番組で取り上げられたり、有名企業が続々と参入したりと話題が絶えません。しかし、流行っているとは聞くけれど、そこで何が起こっているかわからないという人も多いのではないでしょうか? 本書は、インターネット上の仮想空間「メタバース」の基礎知識や、ビジネス上の課題やリスクについて、図版を用いてわかりやすく解説したハンディサイズの入門書です。Web3時代を制する企業がわかります! 』(秀和システム HPより引用)という内容です。何かもう、完全に別世界ですわ。こうやって徐々に取り残されて行くのね。でもね・・・仮想現実とか、仮想通貨とか、どうもうさんくさくて近づかない方がいい気がするのだよ。

猫を処方いたします。(おすすめ度★★★★★)

石田祥さんの2023年に出版された作品です。『京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころのびょういん」。心の不調を抱えてこの病院を訪れた患者に、妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫だった!? 戸惑いながらも、決められた日数、猫を「服薬」する患者たち。気紛れで繊細、手がかかるけど愛くるしい猫と暮らすことで、彼らの心も少しずつ変化していく。そして医者が猫を処方するのには、ある「理由」があって――猫と人が紡ぐ、もふもふハートフルストーリー! 』(PHP研究所 HPより引用)という内容です。第5話がね・・・ダメでした。涙腺崩壊でした。

猫を処方いたします。2(おすすめ度★★★★★)

石田祥さんの2023年に出版された作品です。『京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった!彼氏との関係に悩む女子大生、妻に先立たれた老人、保護猫センターで働く男......。「処方猫」と過ごす時間によって、患者達の心の傷は少しずつ癒えていく。一方、猫を処方する"ニケ先生"には何か秘密があるようで――? 猫と人の絆を描いたシリーズ第二弾!』(PHP研究所HPより引用)という内容です。現実と虚構が交錯する、不思議なお話です。面白いです。

ふと、終活のことを考えたら最初に読む本(おすすめ度★★★★★)

司法書士である加藤光敏さんの本です。『ふとしたときに、人生の終わりについて考えて不安になる...。そうしたことは誰にでもあります。男性でも女性でも、若くても年を取っていても、既婚者でもおひとり様でも、子供がいてもいなくても、お金があってもなくても...、その人なりに不安や悩みはあるでしょう。実は、人生の終わりに対する不安や悩みは、「知識」と「準備」で消すことができます。将来の不安を感じたら、終活をはじめてみましょう。』(日本実業出版社HPより引用)という内容です。確かに勉強にはなった。が・・・準備、面倒くさいよねえ。まだしばらく生きる(と思う)し。

お葬式の極意(おすすめ度★★★★★)

木部克彦さんの2021年に出版された作品です。□お葬式の簡素化は時代の声。でもなんでも「省く」でいいのでしょうか?□誰もかれも「家族葬」でいいのですか? 「直葬」とは?□葬儀と告別式の分離、式の順番の「逆転」、丸一日のお葬式とは?□お経の内容を日本語で解説してほしい。戒名は必要でしょうか?□お葬式は「過酷なスケジュール」になります。それをふせぐには?□お葬式は「高額商品購入」です。複数の葬儀社への事前相談と見積書を。□遺影は1枚が基本? 葬送曲に演歌は? 弔辞のないお葬式でいいのでしょうか?□祭壇費はどうして高い? なんのために弔電を打つのですか?□葬儀の3つの意義とは? 「その日」の迎え方は?□人間だけがお葬式をします。AIはそれを理解できないでしょう。(honto HP商品説明より引用)という内容です。予め準備するって大事よね。

宗教を「信じる」とはどういうことか(おすすめ度★★★★★)

石川明人さんの2022年に出版された本です。『一口に、宗教や神を「信じる」という。しかし、それはいったいどういうことなのか。迷いなく疑いを持たないことが「信じる」ことなのか。現実にはそのような信仰はほとんど存在しないのではないか。この世に悪があり、不条理なことが存在するのに、神を信じることなどは出来ないのではないか。また、神を信じたからといって、世界が平和になったり、善良な人間になれたりするのだろうか。「信じる」というのは、あくまで雑でいい加減な人間の営みなのだ、という地点から出発する異色の宗教入門。 』(筑摩書房HPより引用)という内容です。結局「答えなど永遠に分からんさ。」という事なんですが・・・一読の価値ありです。特に第三章がグッときます。
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