私(カズヤ)は図書館好きなんです。
ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。
最近読んだ本
会話を哲学する(おすすめ度★★★★☆)
三木那由他さんの2022年に出版された作品です。『日常の会話のなかで、私たちは巧みにコミュニケーションをおこない、それによってさまざまなマニピュレーションを成功させようとしています。会話のなかでのこうした企みは、何かしら不誠実なものだと思われることも多いように思います。そして、本書でものちに取り上げるように、本当に不誠実な場合もあるでしょう。ただ、基本的な姿勢としては、私はこんなふうに互いに工夫を凝らして会話のなかで試行錯誤する人々の姿を愛おしく思っていて、そうした人々が織りなす会話という営みそのものが、 その企みゆえに多様な面を持った魅力的な現象でもあると思っています。』(光文社HP内容紹介より引用)という内容です。発する言葉の裏にはいろんな思いや思惑があるのよーって事です。けどこれそもそも哲学か?
「太陽光発電、マジわからん」と思ったときに読む本(おすすめ度★★★☆☆)
峰元高志さんの2025年に出版された作品です。『エネルギー不足や環境問題といった課題が山積する昨今、環境にやさしく、枯渇する心配がないとされる再生可能エネルギーに注目が集まっています。太陽光を電気に変換するデバイスである太陽電池による太陽光発電も、再生可能エネルギーの一つとして期待されています。太陽光発電という言葉に聞き馴染みはある一方、「太陽電池って本当にエコなの?」「家庭に導入すると金銭的なメリットはあるの?」「太陽光発電システムってどうやって構築されるの?」といった質問に答えられる人は多くはありません。本書では、太陽光発電の仕組みや太陽電池の分類と特徴、最新の技術動向をやさしく解説します。』(オーム社HPより引用)という内容です。出だしは面白いのですが、途中から同じことを繰り返し書かれているので飽きてしまいます。
ダーティー・ワーク(おすすめ度★★★★☆)
絲山秋子さんの2007年に出版された作品です。『もう一度、会いたい人がいる――不器用で自分をもてあましているギタリストの熊井。ずっと会っていないが、今でも思いを寄せている相手がいて......。いくつもの出会いと別れが若者たちをつなぐ、胸に迫る物語。』(集英社HPより引用)という内容です。表現が直接的ではないので何を伝えたいのか考えさせられます。
沖で待つ(おすすめ度★★★★★)
絲山秋子さんの2006年に出版された作品です。『仕事のことだったら、そいつのために何だってしてやる。そう思っていた同期の太っちゃんが死んだ。約束を果たすため、私は太っちゃんの部屋にしのびこむ。仕事を通して結ばれた男女の信頼と友情を描く
』(紀伊国屋書店HP内容紹介より引用)という内容です。今まで芥川賞作品はあまり好きではなかったのですが、この作品は良かったです。
友情を哲学する(おすすめ度★★★★★)
戸谷洋志さんの2023年に出版された作品です。『友情関係は、互いが友情を認め合うことで成立する。そうであるとすれば、互いが友情をどのように定義しているのか、友情をどのように理解しているのかによって、その関係性はまっ たく違ったものになるはずだ。そして、そうした友情の概念が一つに限定されなければならない理由なんてない。そこには多様な友情の可能性を認めることもできるはずだ。
』(光文社HP内容紹介より引用)という内容です。第四章「見返りのない友情は可能か」第五章「女性の友情とは何か」が興味深い内容で面白かったです。
ヘーゲル哲学に学ぶ考え抜く力(おすすめ度★★★★★)
川瀬和也さんの2022年に出版された作品です。『「考え抜く力」は哲学の基本スキルである一方、これからのビジネスに欠かせない実践的スキルでもある。そして、考え抜くために必要なのは「結論が出ない苦しみに辛抱強く耐える」能力だ。本書では「生き方」「学問」「存在」「本質」「認識」「歴史」という六つのテーマに則してヘーゲルがいかにして「考え抜く」ことを成し遂げたかを見る。
』(光文社HP内容紹介より抜粋)という内容です。分かりやすい例を挙げて説明してくれるのですらすらと読めます。
がらくた屋と月の夜話(おすすめ度★★★★★)
谷瑞恵さんの2015年に出版された作品です。『仕事も恋も上手くいかないつき子は、ある日、道に迷い、一軒の骨董品屋に辿り着く。そこは、モノではなく、ガラクタに秘められた"物語"を売る店だった。古い時刻表、欠けたティーカップ、耳の取れたぬいぐるみ......。がらくたばかりの「河嶋骨董店」を、今日もまた忘れてしまった大切な何かを探しにお客たちが訪れる。トランクいっぱいに、あなたへの物語が詰まってる。「河嶋骨董店」へようこそ! 』(幻冬舎HPより引用)という内容です。物の中にある物語、という視点が全くなかったので新鮮でした。
ショーペンハウアー(おすすめ度★★★★★)
『苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。苦悩や葛藤から自由になる道を考え抜いた哲学者が導く「生きるヒント」とは。叱咤激励、小気味よいアイロニー。人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。』(講談社HPより引用)という内容です。私的にはギリギリ理解できる難解度です。このシリーズ良いかも。
ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。(おすすめ度★★★★★では足らないくらい)
原田まりるさんの2016年に出版された作品です。『17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。3日後、ニーチェは鴨川にアリサを連れ出し、水切りをしながら、こう語るのでした。「アリサ安心しろ、その辛いことは、乗り越えても、乗り越えても、必ずまた繰り返されるから」哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。ニーチェ、キルケゴール、サルトル、ショーペンハウアー、ハイデガー、ヤスパースなど、哲学の偉人たちがぞくぞくと現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、"哲学する"とは何か、を教えていく感動の哲学エンタメ小説』(ダイヤモンド社HPより引用)という内容です。この本、めっちゃいいです!哲学入門書として超おすすめです!!
健康のためなら死んでもいいのか?(おすすめ度★★★★★)
小児科医である毛利子来さんと管理栄養士である幕内秀夫さんの2011年に出版された対談集です。『健康・食事・子育てをめぐる大激論! 離乳、ダイエット、偏食、メタボ・・・・・・偏見・誤解が溢れる健康情報。常識の非常識、目からうろこが落ちる。「本当のこと」を教えます。』(週間金曜日HPより引用)という内容です。この本の内容には概ね同意です。全てを鵜呑みにしない方がいいとは思いますが。
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