私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

ウィンター・ホリデー(おすすめ度★★★★★)

坂木司さんの2014年に出版された作品です。『元ヤンキーで元ホストの大和と突然現れたしっかり者の息子・進のひと夏の絆を描いた「ワーキング・ホリデー」、その待望の続編!冬休みに進がやって来るのを心待ちにしつつ、自分の知らぬ間に女手一つで頑張っていた元恋人で進の母親・由希子のことが気にかかって仕方ない大和。しかし、クリスマス、お正月、バレンタインとイベント盛り沢山のこの季節は、トラブルも続出で......。』(文春文庫HP作品紹介より抜粋)という内容です。読んでいて安心できます。

滅びの前のシャングリラ(おすすめ度★★★★★)

凪良ゆうさんの2020年に出版された作品です。『「一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する」突然宣言された「人類滅亡」。学校でいじめを受ける友樹(ゆうき)、人を殺したヤクザの信士(しんじ)、恋人から逃げ出した静香(しずか)、そして――荒廃していく世界の中で、「人生をうまく生きられなかった」四人は、最期の時までをどう過ごすのか。』(中央公論新社HP特設ページより抜粋)という内容です。読んだ後、しばらく混乱して朦朧として呆然となる内容です。これはしんどいわ。

57歳で婚活したらすごかった(おすすめ度★★★★☆)

石神賢介さんの2021年に出版された作品です。『やっぱり結婚したい。57歳で強くそう思った著者は、婚活アプリ、結婚相談所、婚活パーティーを駆使した怒濤の婚活ライフに突入する。その目の前に現れたのは個性豊かな女性たちだった。「クソ老人」と罵倒してくる女性、セクシーな写真を次々送りつける女性、衝撃的な量の食事を奢らせる女性等々。リアルかつコミカルに中高年の婚活を徹底レポートする。切実な人のための超実用的「婚活次の一歩」攻略マニュアル付!』(新潮社HP書誌情報より抜粋) という内容です。新着コーナーでたまたま目に留まったので読んでみました。気楽に読めるし、普通に面白かったです。

52ヘルツのクジラたち(おすすめ度★★★★☆)

町田そのこさんの2020年に出版された、2021年本屋大賞受賞作品です。『52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。』という内容です。一気に読んでしまう面白さはあるのですが、私が苦手な暗くて重いタイプ。

カラフル(おすすめ度★★★☆☆)

森絵都さんの1998年に出版された作品です。『おめでとうございます、抽選に当たりました!」生前の罪により、輪廻のサイクルから外されていた僕の魂は、天使業界の抽選によって再挑戦のチャンスを得た。それは、自殺を図った少年、真(まこと)の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならない修行だった。天使のガイドのもと、真として過ごすうちに、僕は家族や友人の欠点が見えてくるようになって......。』(文春文庫HP内容紹介より抜粋)という内容です。面白いけど、「不朽の名作!!」と宣伝するほどかあ?と個人的には思いました。

風に舞いあがるビニールシート(おすすめ度★★★★☆)

森絵都さんの2006年に出版された短編集で、直木賞受賞作品です。『才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり......。自分だけの価値観を守り、お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編。』(文藝春秋HP内容紹介より引用)です。個人的には「ジェネレーションX」が一番良かったです。

お探し物は図書室まで(おすすめ度★★★★☆)

青山美智子さんの2020年に出版された作品です。『お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。』(ポプラ社HP内容紹介より抜粋)です。私は第3章・夏美が一番心に刺さりました。

アンと愛情(おすすめ度★★★★★)

坂木司さんの2020年に出版された作品です。『まもなく成人式を迎えるアンちゃん。そろそろ振り袖を選ばなければいけないんだけど、容姿に対するコンプレックスもあって、どうも気が向かない。売場にやってきた他店からの応援スタッフは、自分と同い年なのにやる気も売る気も段違い。お客さんから持ち込まれる相談事も、いつも以上に難易度が高く、気が焦るばかり。そもそも、自分は将来、どうなっていきたいんだっけ......。身の回りにも遠い世界にも、どうしていいかわからないことばかり。アンちゃんが甘いお菓子の力を借りて、謎と未来に立ち向かう、やさしくさわやかな青春ミステリー。』 (光文社HP内容紹介より抜粋)です。青春ミステリーでは無いと思いますが・・・面白いです。

夜空に泳ぐチョコレートグラミー(おすすめ度★★★☆☆)

町田そのこさんの2017年に出版された作品です。『とれた差し歯が思い起こさせるのは、一生に一度の恋。もう共には生きられない、あの人のこと――。どんな場所でも必死に泳いでいこうとする5匹の魚たちを、とびきり鮮やかな仕掛けで描いたデビュー作。』(新潮社HP内容紹介より抜粋)です。いわゆる短編連作集です。私的には「波間に浮かぶイエロー」が一番良かったです。面白いんですけど・・・全体として暗いんです。

アンと青春(おすすめ度★★★★★)

坂木司さんの2016年に出版された作品です。『アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めて八ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。 』(光文社HPより引用)「和菓子のアン」の続編、期待通り面白いです。
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