私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

親ががんになったら読む本(おすすめ度★★★★☆)

静岡県立静岡がんセンター総長の山口健さんが2019年に出版された作品です。現在私の知人が闘病中なのです。励ましたい・元気になってもらいたいと思いラインやメールでやり取りしているのですが、自分の発する言葉が本当に相手にとってプラスに作用しているのか今一つ自信が持てないので読んでみました。やはり読んで良かったです。改善点山積でした。立場上、どうしても発言が医師的になってしまうのです。上から目線というか、ビジネスライクというか。反省。

武士道セブンティーン(おすすめ度★★★★★)

誉田哲也さんの2008年に出版された作品です。言うに及ばず「武士道シックスティーン」の続編です。高校2年生になった早苗と香織の「人間」としての成長・「武士」としての成長を描いています。相変わらず香織はカッコいい。

人生ベストテン(おすすめ度★★☆☆☆)

角田光代さんの2005年に出版された短編集です。「人生ベストテン」と「貸し出しデート」は面白かった。が、他の作品は正直つまらなかったです。好きな作家さんだけに残念。

武士道シックスティーン(おすすめ度★★★★★)

誉田哲也さんの2007年に出版された作品です。女子剣道部を舞台にした青春物語です。全中準優勝でストイックに勝負にこだわる磯山香織と部活として剣道を適当に楽しむ西荻早苗。この二人の想い・悩み・葛藤・成長を描いています。ええなあ部活。自分ももう少しちゃんと部活やっときゃよかったよ。(追記)2010年に映画化されていました。DVD観ました。磯山=成海璃子、西荻=北乃きいのキャスティングでしたが、個人的には西荻はドンピシャ、磯山はやや可愛すぎるのでは・・・と思いました。

ストロベリーナイト(おすすめ度★★★☆☆)

誉田哲也さんの2006年に出版された作品です。警察小説というジャンルだそうです。猟奇的連続殺人事件を追う女性刑事の物語です。面白くて一気読みしましたが・・・あまりにもグロい。2010年にドラマ化・2013年に映画化されていますが、あんまり観たくないです。因みに映画にはPG12(12歳未満の年少者には保護者の助言・指導が必要とする日本の映倫規定)がついています。て言うかこんなん子どもは観ちゃダメよ。

一人っ子同盟(おすすめ度★★★★★)

重松清さんの2014年に出版された作品です。小学6年生の「ノブ」「ハム子」、4年生の「オサム」の3人の一人っ子の物語です。家庭環境の異なる3人が、自分の周りの世界をどう捉え、どう感じているかを子ども目線で描いています。この作品は主人公の「ノブ」の視点のみで描かれています。最近読んだ作品は同じ世界を登場人物ごとに描いたものが多かったので、この作品も「ハム子」目線・「オサム」目線だとどのように写ったのか、見てみたいです。ベストセラーになっていたら、そんなスピンオフもあったかも。

脳を鍛えるには運動しかない!(おすすめ度★★★★★)

医学博士であるジョン・J・レイティさんの2009年に出版された本です。運動をすると気分が爽快になるというのは経験的に誰もが知っていますが、学習効果向上・ストレス発散から老化・認知症予防まで運動が脳に及ぼす効果を医学的・科学的に説明しています。俄然運動やる気になります。

太陽の坐る場所(おすすめ度★★★★★)

辻村深月さんの2011年に出版された作品です。高校を卒業してから10年経った元クラスメイトたち。その中で人気女優となったキョウコを同窓会に呼び出そうと画策するのだが・・・というお話。ドロドロとした心理描写が続く、いわゆる「黒辻村」というジャンルです。でも面白いのよ。ハマるんですよ。最後、「え!?キョウコって・・・」という計算された裏切り展開です。ネタバレになるので書けませんが。

もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある。(おすすめ度★★★☆☆)

松浦弥太郎さんが2013年に出版された本です。久し振りに自己啓発本を読むと何かやる気になりますな。まあ、これを鵜呑みに出来るほどもはや純粋では無いですが。

ツナグ~想い人への心得~(おすすめ度★★★★★)

辻村深月さんの2019年に出版された作品です。死者との再会を叶える使者「ツナグ」の続編です。いやー、やっぱり良かった。自分的には「母の心得」が一番でした。恥ずかしながら2010年に出版された「ツナグ」をまだ読んでいないので今から楽しみです。(追記)ツナグはDVDで観ました。予想通り号泣。
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