私(カズヤ)は図書館好きなんです。
ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。
最近読んだ本
クリスマスストーリーズ(おすすめ度★★★★☆)
2016年に出版されたアンソロジーです。6人の人気作家さんがクリスマスに起こった奇跡を描いています。どれも面白かったですが、私の一番は白河三兎さんの「子の心、サンタ知らず」でした。
木曜組曲(おすすめ度★★★★☆)
恩田陸さんの2002年に出版された作品です。今まで(多分)あまり読んだことの無い「心理ミステリー」というジャンルです。面白くて、どんどん先を知りたくなって読んでしまうので★5つとしたいところですが、登場人物の関係性が非常にややこしく、頭に入れるのが大変だったため★4つとしました。文庫本裏表紙の内容紹介をチラチラ見ながら読むと分かりよいです。
木暮荘物語(おすすめ度★★★★★)
三浦しをんさんの2010年に出版された作品です。適当に借りた本が当たりでした。面白かったです。ボロアパート木暮荘の住民のお話で、いわゆる連作短編集です。個人的には第2話「心身」が良かった、と言うか笑えました。
母性(おすすめ度★★★★★)
湊かなえさんの2012年に出版された作品です。期待通り面白かったです。タイトル通り、母性がテーマです。一つの物語が母親の視点・娘の視点・第三の視点と3つの視点から描かれています。母親が無償の愛を子供に注ぐ。その愛が完全に無償であればよいのだが、どうしても喜びや感謝という「見返り」を子供に求めてしまう。しかし子供から返ってくるそれは自身が子供時代に母親に対して与えた「見返り」とは違うー。要はたとえ親子間でも絶対にある価値観の相違、それを許容するかどうかを含めどう捉えるかと言うことですかね。
偽姉妹(おすすめ度★★★☆☆)
山崎ナオコーラさんの2018年に出版された作品です。「友人」の定義・「姉妹や家族」の定義・通念的な価値基準などに縛られたくないと思いつつもそれを滑稽なまでに意識している主人公。その考え方や感じ方が面白いです。叶姉妹や阿佐ヶ谷姉妹を目指して「偽姉妹」関係を提案する主人公も、それに同意する友人も、普通に考えたらおかしいでしょうよ。友人でいいじゃねえか。
反人生(おすすめ度★★☆☆☆)
山崎ナオコーラさんの2015年に出版された短編集です。うーん・・・「何なのよこれ」という作品ばかりでした。面白い・・・かあ?
定年前(おすすめ度★★★☆☆)
大江英樹さんの2019年に出版された作品です。「50歳から始める『定活』」というサブタイトルに惹かれて読んでみました。人生には今やっている仕事以外にも色んな選択肢がある。それは分かる。でも転職とか起業とかダブルワークとか言われても現実問題なかなかなあ・・・。難しいよな・・・。
ムーンリバーズを忘れない(おすすめ度★★★★☆)
はらだみずきさんの2015年に出版された作品です。人は生きていく中で順調な時もあればそうでない時もあり、常に何らかのコンプレックスや負い目・ストレスを抱えていると思います。それを大義名分にして腐ってしまうか。それともその状況と対峙しつついかに熱い気持ちで信念・初志を貫くか。人生はその選択の連続だと思います。置かれた状況に対して登場人物それぞれが良くも悪くも少しずつ変化していく様が丁寧に描かれています。面白くて一気に読んでしまいました。
波に乗る(おすすめ度★★★☆☆)
はらだみずきさんの2015年に出版された作品です。入社1ヶ月で会社を辞めた緒方文哉。その直後、父芳雄が急死する。数年来音信不通で一人千葉館山に移住していた父。父の遺品整理をしていく中で、文哉が知らなかった父の姿が徐々に明らかになっていく・・・。という内容です。父・息子間の確執⇒理解⇒自身の成長というある種定番の展開ではあるのですが。これね、知らなかった父が思っていたより素敵な場合は良いのですが、逆の場合はイタいよな。
ぼくの最高の日(おすすめ度★★★★★)
はらだみずきさんの2013年に出版された作品です。短編集なのですが、一部ストーリーが繋がっている連作短編です。初めて読んだ作家さんですが、めっちゃ良いです。「~活字が像を結び、物語の風景が私を包み込む。いつのまにか自分ではないだれかの人生を生きている~」(本文より抜粋)まさにそんな感じです。
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