私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

ショーペンハウアー(おすすめ度★★★★★)

『苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。苦悩や葛藤から自由になる道を考え抜いた哲学者が導く「生きるヒント」とは。叱咤激励、小気味よいアイロニー。人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。』(講談社HPより引用)という内容です。私的にはギリギリ理解できる難解度です。このシリーズ良いかも。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。(おすすめ度★★★★★では足らないくらい)

原田まりるさんの2016年に出版された作品です。『17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。3日後、ニーチェは鴨川にアリサを連れ出し、水切りをしながら、こう語るのでした。「アリサ安心しろ、その辛いことは、乗り越えても、乗り越えても、必ずまた繰り返されるから」哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。ニーチェ、キルケゴール、サルトル、ショーペンハウアー、ハイデガー、ヤスパースなど、哲学の偉人たちがぞくぞくと現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、"哲学する"とは何か、を教えていく感動の哲学エンタメ小説』(ダイヤモンド社HPより引用)という内容です。この本、めっちゃいいです!哲学入門書として超おすすめです!!

健康のためなら死んでもいいのか?(おすすめ度★★★★★)

小児科医である毛利子来さんと管理栄養士である幕内秀夫さんの2011年に出版された対談集です。『健康・食事・子育てをめぐる大激論! 離乳、ダイエット、偏食、メタボ・・・・・・偏見・誤解が溢れる健康情報。常識の非常識、目からうろこが落ちる。「本当のこと」を教えます。』(週間金曜日HPより引用)という内容です。この本の内容には概ね同意です。全てを鵜呑みにしない方がいいとは思いますが。

ある愛の寓話(おすすめ度★★★★☆)

村山由佳さんの2023年に出版された作品です。『原点回帰にして到達点。猫、犬、馬、人形など、異質な存在との交歓によって導かれるカタルシス、圧倒的な熱量をはらんだ作品集です。 』(文藝春秋HPより引用)という内容です。カタルシスとは、心の中に溜まってしまったネガティブな感情を解放することで、心に存在する重苦しい嫌な気分が浄化されることだそうです。まさにそういう内容の短編集です。

人魚が逃げた(おすすめ度★★★★★)

青山美智子さんの2024年に出版された作品です。『ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって......逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか......。』(PHP HPより引用)という内容です。安定の面白さです。

先祖探偵(おすすめ度★★★★★)

新川帆立さんの2022年に出版された作品です。『邑楽風子は、ジーンズしか穿かない。彼女は親を知らず、天涯孤独の身。東京は谷中銀座の路地裏で、先祖を専門に調査する探偵事務所を開いている。「曽祖父を探して」「先祖の祟りかもしれないので調べてください」......とさまざまな調査依頼が舞い込む──。宮崎、沖縄、岩手などで美味しい料理を楽しみながら、マイペースで仕事をする孤高のニューヒロイン。 』(角川春樹事務所HPより引用)という内容です。手堅く面白いです。

ほんとうの自分の作り方(おすすめ度★★★★★)

榎本博明さんの2002年に出版された作品です。『人生の意味というものは、どこかに転がっていたり、埋もれていたりするものを、そのまま拾ったり掘り起こしたりして見つかるといった類のものではない。自分なりの解釈のもとに自己を語り、聞き手の解釈を理解する努力をし、その聞き手の理解の枠組みからもわかってもらえるように工夫しながら語り直し、再び聞き手の反応を確認する。こういった作業の積み重ねの中で、自分が経験してきたことがらの意味が、ひいては人生の意味が、知らず知らずのうちに生み出されているのである。 』(講談社HPより引用)という内容です。自己物語化の概念や手法が詳しく語られています。こういう知識を持った上で人と関わるようにすると、より多くの気付きや収穫があると思う。

ニムロッド(おすすめ度★★☆☆☆)

上田岳弘さんの2019年に出版された作品です。『仮想通貨をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。中絶と離婚のトラウマを抱えた外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。......やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける。「すべては取り換え可能であった」という答えを残して。 ......』(講談社HPより引用)という内容です。やはり芥川賞受賞作品、私には面白さが全く分かりません。

みのまわりの謎大全(おすすめ度★★★★☆)

ネルノダイスキさんの2025年に出版された作品です。『「標識の絵って、よく見ると怖い」「電線に止まってる鳥は、なんで感電しないの?」「ビルの上のクレーンって、どうやっておろすの?」世界は驚きと謎に満ちている!宇宙人ふたりが地球の住宅街をおそるおそる旅しながら、地球人のみなさんも知らない51の謎を解明する本。知的好奇心をもつ全人類必読の書です。 』(ダイヤモンド社HP内容紹介より引用)という内容です。面白いけど、対象は小学生ですね。

17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。(おすすめ度★★★★★)

びーやまさんの2025年に出版された作品です。『チャンネル登録者60万人の超人気YouTuber・wakatte.TVが書き下ろし!勉強方法から大学選びまで、学校では教えてくれない情報を徹底的に詰め込んだ唯一無二の書。巻末にはwakatte.TV が本気で教える「オススメしたい参考書」など豪華特典が満載。令和の大学受験を生き抜く決定版。 』(ダイヤモンド社HP内容紹介より引用)という内容です。内容にはほぼ100%同意です。大学受験を控えた高校生・その親御さん必読かと。
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