私(カズヤ)は図書館好きなんです。

ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。

最近読んだ本

かがみの孤城(おすすめ度★★★★★どころではございません)

辻村深月さんの2017年に出版された作品で、今年の本屋大賞を受賞しています。もう何も書けません。涙腺崩壊甚だしいです。是非読んで下さい。

青空と逃げる(おすすめ度★★★★☆)

辻村深月さんの2018年に出版された作品です。突然降りかかった事件で追い詰められた母子の逃亡物語です。当然ですが、逃げている最中にも2人の生活があり、色んな事を思い、考えるのです。その描写がすごく細やかで、自分も母子と一緒に逃げているような感覚に陥ります。終盤、「え、そうやったん!?」という展開があるのですが(言えませんけど)、最後、グッときます。とにかく面白いです。

いつか、君へ(Girls)(おすすめ度★★☆☆☆)

先日読んだ「短編少年」のシリーズで「短編少女」というのがあるのです。しかし残念ながら図書館に無かったので、同じ出版社から出ている同じような短編集を読んでみましたが・・・正直今一つ。中田永一さんの「宗像くんと万年筆事件」は良かったです。

何様(おすすめ度★★★☆☆)

朝井リョウさんの2016年に出版された作品です。「何者」の登場人物にまつわるアナザーストーリー集です。個人的には光太郎とサワ先輩の話が良かったです。最後の「何様」は誰の話か全く分からず、ググってようやく理解できました。

何者(おすすめ度★★★★★)

朝井リョウさんの2012年に出版された作品で、直木賞を受賞しています。読み始めはサラッサラの所謂ライトノベルかと思ったのですが、終盤手のひらを返したように重ーい展開が待っています。読んでいて呼吸が苦しくなるほどにです。でも凄くいいです!超オススメです!!因みに2016年に映画化されています。早速TSUTAYAで借りてきました。(まだ観てないけど。)追記;観ました。いやー、良かったよ。でもこれ原作読んでいないと難しいかも。瑞月さんの就職内定祝いで隆良に思いをぶつけるシーン、原作読んで分かってても刺さります。

鍵のない夢を見る(おすすめ度★★★★☆)

辻村深月さんの2012年に出版された短編集です。直木賞を受賞しています。地方の町で起こる窃盗や放火などの犯罪をテーマとしています。「人・地域との繋がり」というと光の部分にばかり目が向けられがちですが、当然影の部分もあるのよね。

短編少年(おすすめ度★★★★★)

2017年に出版された少年をテーマに綴られた短編作品集です。読んだことのない作家さんの作品に出会えるのがいいですね。個人的には朝井リョウさんの「ひからない蛍」、小川糸さんの「僕の太陽」が良かったです。

サブマリン(おすすめ度★★★☆☆)

伊坂幸太郎さんの2016年に出版された作品です。家庭裁判所職員の武藤くん・陣内さんと、問題を起こした(元)少年たちの物語です。感想としては「ああこんな世界もあるのねー」「タイトルの意味分かりづれえ」ですかね。

運は操れる(おすすめ度★★★★★)

メンタリストであるDaiGoさんの2018年に出版された本です。胡散臭いタイトルとは対照的に、内容はすごく良かったです。勉強になりました。作者は「自分の意識や行動を変えることでチャンスを掴む確率が上がる」と言う事を真面目に伝えたいのに、そこにビジネスが絡んでこんなタイトルになったのだと思います。操るのは運じゃなくて自分自身なのにね。

人魚の眠る家(おすすめ度★★★★☆)

東野圭吾さんの2015年に出版された作品です。人気作家であることは知っていたのですが、読んだのはこの作品が初めてです。水難事故で脳死状態になった娘を、最新医療機器を駆使して生かし続ける。それは正しい事なのか、単なる親のエゴなのか。そしてその先に待つ結末は・・・というストーリーです。医療をテーマとしているので、私的には読みやすかったです。凄く面白いのですが・・・内容が重い。なので★4つ。
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