私(カズヤ)は図書館好きなんです。
ここで紹介する本はすべて岩出市・紀の川市立図書館の蔵書です。
最近読んだ本
WORK SHIFT
「LIFE SHIFT」の著者であるリンダ・グラットン教授の2012年に書かれた本です。これからの時代、どのように働くべきかを説かれています。読み物としては面白いのですが、実際自分が働き方をシフトできるかと考えてみるに・・・。小さな意識改革や行動の改善は出来そうですが、ここに書かれているような大きな犠牲を伴うシフトを断行する強さ、残念ながら私にはございません。
定年後
楠木新さんの2017年に出版された作品です。40代後半から仕事を辞めたあとの準備をしておきなさいよーという内容です。以前紹介した「LIFE SHIFT」と内容が重なる部分が多々あります。ただ、紹介されている実例が日本人なのでよりリアルです。仕事を辞めた後何をするかを考える際、子供の頃夢中になった事を軸に考えると良いんだって。何かあるかなあ・・・。
自己紹介の鉄則
先に紹介した「初対面の3分で~」と同じ著者の本です。内容がかなりかぶってます。正直今一つ。
夜と霧
オーストリアの精神科医であるフランクル氏がユダヤ人強制収容所での体験を描いた本です。ただし、収容所生活はあくまで背景です。極めて劣悪・悲惨・残酷な状況下に置かれた人の心理状態とはどういったものなのか、そしてそれが時間とともにどう変化していくのかを心理学的に、努めて客観的に分析されています。さすがプロというか・・・凄い本です。是非読んでみて下さい。
深夜特急6
ついに脳内貧乏旅行完結しました。長かったー。自分的には「マジか!!」という衝撃の結末でした。
また会いたいと思われる人になるコツ
コミュニケーションスキル本です。人とつながるための細かいスキルが書かれています。勉強になります。でもね、一番心に残ったのはあとがきでした。『人とつながろうとすると、お金や時間を投資することになる。投資だから上手くいかず、「つながる」というリターンを得られないこともある。しかし最大のリターンは、人とつながろうと努力することで自身が人間として成長することである』そうかあ・・・。「人見知り」などと言い訳して努力を怠ってはいけませんね。
一瞬で自分が変わる100の言葉
大好きなアドラー関連の新書です。ためになる言葉が沢山散りばめられているのですが、一番印象に残ったのが、「アルコールが人の本性を変えるのではない。飲んでいないときに上手に隠していた本性が、気の緩みとともに、表に出てきただけである。」というもの。ああ恐ろしや。でもね、「お酒で醜態をさらしてしまった時が、素の自分と向き合うチャンスかも」だって。なるほど。自分がベロベロになった姿を録画してもらって、しらふになってからその言動を観ても良いかもねー。
「初対面の3分」で誰とでも仲良くなれる本
要するに話術の本です。私のようにコミュニケーション下手な人は一読の価値あり。問題は、実践するハードルが高い事。ここに書いてあることができないから悩み、この類の本にたどり着く。そして読むことでああやっぱり自分はコミュニケーション下手なのねと再認識する負のスパイラル。できりゃ苦労しないのよおまいさん。
LIFE SHIFT
結構考えさせられる本でした。今の私は50%の確率で95歳くらいまで生きるらしいです。例えば60歳でリタイアすると、その後35年間無職でブラブラすることになるので、きちんと人生プランを立てないと、お金の面も含め色々大変ですよという内容です。でもこの本に書かれているように、「人間の長寿化」というと社会保障の問題や認知症の問題など負の部分ばかりクローズアップされるのですが、本来は喜ばしい事なんですよね。それに今後少子化・高齢化が進むのであれば、一人一人が今までよりも長期間労働者となり納税者になれば良い訳ですよ。医療とテクノロジーの進化でそれが可能となっているのですから。『長い期間働き続けること・社会に貢献し続けることは素晴らしい。少なくとも決して「損」ではない。』そのように考え方をシフトすることが肝要なのではなかろうか。
深夜特急5
ここにきて、旅人の心境に大きな変化が。「旅」というものの核心を悟られたようです。ところが悲しいかな脳内疑似体験なので、私は旅人が感じたものを「理解」はできるものの「体得」はできないのですよ。そりゃそうよね。
アイテム: 371 - 380 / 437